絆シンポジウム 2018
開催趣旨
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、観光客特にインバウンドを対象とした大規模災害への備えとして、多様な国籍からなる大量の被災者の、属性・条件に応じた避難行動を可能とする情報支援、一時滞在施設に対する物資支援および、被災地内部における一時滞在施設の確保と、被災地外における長期滞在施設の確保などを行い、「災害弱者」であるインバウンドを速やかに帰国させる仕組みを整備することが必要である。准天頂衛星の打ち上げ、衛星やドローンなどによる画像情報の整備、大量データの効果的な処理を可能とするAI技術の発展や、ビーコンやタグなどの普及により、被災者支援の為の情報サービスを提供する環境は整いつつある。その一方、組織横断的なつながりを通して被災者を支援しようという動きも、着実に進みつつある。
今年のシンポジウムでは、大規模災害発生時の被災者支援を目的とした情報システム・社会システムの「社会実装」について、具体的な活動を展開している方々をスピーカーにお招きし、2020年に向けて災害時における観光客対応をより良いものにするための方法について、皆さんとともに考えたいと思います。
開催概要
開催日時 | 2018年6月17日(日)10:20〜17:40 |
会場 | 明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー 9階 1093教室 駿河台キャンパス キャンパスマップ |
参加費 | 無料 |
定員 | 120名 |
申込み期間 | 2018年5月21日(月)〜 6月16日(土) (申込期限を延長いたしました) |
主催 | 絆シンポジウム実行委員会 |
後援 | イベント情報活用コンソーシアム・ 地域デザイン学会 |
協賛 | 高信頼性組織研究会 ・ 東海大学グローカルモニタリングプロジェクト |
企画 | 明星大学 天野 徹 研究室(天野研究室 最近の活動内容・天野 徹 FBページ) |
運営 | 明治大学 中西 晶 研究室 ・ 東海大学 内田 理 研究室 |
プログラム (資料のPDFファイルのパスワードは、シンポジウム当日、会場にてお知らせします)
10:20-10:30 オープニング
【第T部 避難所の確保・運営および物資支援について】
[避難所関連]
10:30-11:10 災害時における来阪外国人旅行者の安全確保への取り組み
SOMPOリスケアマネジメント株式会社 梅山 吾郎 氏
11:10-11:50 大都市大震災と帰宅困難者対策
東京大学大学院工学系研究科 准教授 廣井 悠 氏
[支援物資・義援物資関連]
11:50-12:30 熊本地震における避難所の教訓と情報共有の課題
防災都市計画研究所 所長 吉川 忠寛 氏
12:30-13:10 災害支援の新しいカタチ 〜セクターを超えた連携プラットフォームの事例から
Civic Force 新海 美保 氏
13:10-13:50 休憩
【第U部 被災者の避難行動支援について】
13:50-14:30 準天頂衛星システム「みちびき」の最新状況と利用動向
内閣府 準天頂衛星システム戦略室 小林 伸司 氏
14:30-15:10 防災分野への衛星リモートセンシング最前線
(一社)日本リモートセンシング学会 伊東 明彦 氏
15:30-16:10 災害ドローン救援隊DRONEBIRDが目指す未来
青山学院大学地球社会共生学部 教授 古橋 大地 氏
16:10-16:50 災害時におけるSNS活用のメリット・デメリット
東海大学情報理工学部 教授 内田 理 氏
16:50-17:30 AIによる防災は可能か?
9DW 代表取締役 井元 剛 氏
17:30-17:40 大規模災害時におけるスマートフォンアプリ活用の課題
アールシーソリューション株式会社 代表取締役 栗山 章 氏
17:40-17:50 クロージング
お申込み
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