衛星観測と現地調査による被災地の環境再生モニタリングと地球環境教育の実践 ■

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東日本大震災

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 協力校と観測サイト

(1)協力校

 本研究では、環境教育の観点から、宮城県の地元の高校との協力を重視した。調査を実施するに当たっては、仙台市立仙台工業高校、宮城県気仙沼向洋高校の先生方および生徒さん達にご協力頂いた。特に、仙台工業高校の柳瀬克紀教諭佐藤勇喜教諭(当時)、気仙沼向洋高等学校の武田修司教諭には多大のご協力を頂いた。

(2)観測サイト

 観測サイトは、201112月に宮城県の主な被災地を回り、以下のような項目を判断基準にして選定した。選定した主なサイトを図2に示す。

 @ 震災、特に津波による被害が顕著であったところ。
  A
被災状況がある程度、衛星画像でも識別可能なところ。
 B
今後、再生状況が衛星観測で把握可能と推定されるところ。
 C
協力してくれる高校生らに身近なところ。

 なお、本研究で対象としたのは、あくまで、それぞれの観測サイトのごく一部であり、そこに限定して継続的に定点観測を実施したものである。従って、その内容がその観測サイト全体の再生状況を反映しているわけではないことを付記しておく。

気仙沼市
南三陸町
石巻市長面
女川町
石巻市
仙台市若林区
名取市閖上

図2.本研究の主な観測サイトと協力校の所在地

Updated 2018/11/15